しばらく詩集をご紹介するかもです(大阪気功)

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しばらく詩集をご紹介するかもです(大阪気功)

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2021/02/08 しばらく詩集をご紹介するかもです(大阪気功)

私は、15年前に自費出版で詩集を出したことがあります。

若気の至りですかね??

 

その中で、いくつかご紹介しますね。

 

ご興味ない方は、スルーされてくださいねm(__)m

 

 

 

【臨死体験】

 

砂金のように闇が降る。微粒子が部屋の四隅に降り積もる。

大きく背伸びすると、かすかに闇が動く気配がする。

私の振動が空間の微粒子を押し広げてゆく。

月光が窓に四角く切り取られて入ってくる。

闇が砂ぼこりのように渦を巻いて逃げる。

 

月光に照らされたお花畑が広がる。なだらかな丘陵まで続く。幾万もの香なき花々が凍ったように立つ。

向こうから牛車の行列がやってくる。花畑の上を、滑るように進む。

着物を着た亡くなった伯母と祖母を見つける。桜餅を作ってくれたときと同じ笑顔。

こっちへおいでと私を招く。

窓際から外に向かって両手を翼のように開く。

月の光を浴びると、体が軽くなる。

そのまま私は花畑の上にふわり着地する。

牛車に乗るように合図される。

音もなく御簾があがり、青い畳のにおいがする。

牛車は地面に触れず、花々の少し上を渡る。

薄明りに目を凝らすと、向こうに金の門。

月へと続くひとすじの煙のような紫の道。

 

その時 私の髪の毛が強く引っ張られる。

次の瞬間、部屋の窓際に強く頭をぶつけた。

子どもたちが声をかぎりに泣いていた。

一人は手、一人は髪の毛を引っ張っていた。

闇の粒子は跡形もなく蹴散らされた。

汗と生活のにおいが充満していた。

 

子どもをなだめて座り、鼻をかんだ。

「あのまま 行かせてくれても良かったんだよ」

横切った考えは丸めて ティッシュとともに、キティちゃんのゴミ箱へと

投げ捨てた。

 

 

 

 

 

^^^^^^^^^^^^^^^

 

 

 

 

 

 

2001年、私は40歳でした。そして、岡山大学大学院に教師として派遣されました。

 

2002年、血小板減少性紫斑病という病気にかかりました。

 

「骨髄移植をしましょう」と言われて、怖くなって病院に行かなくなり、

 

整体院を探して、そこに通っているうちに、治りました。

 

そのころ、自分は、もしかしましたら、死にたかったのかなぁと思います。

 

22歳から教師として18年間頑張って、田舎で、2児の母として家事も頑張って

 

限界が来ていたのかもしれません。

 

ちょっとオーバーワークでした。

 

しゅうとめは、家事をしない人でした。

 

同居していて、号令だけ かけられていた気がします。

 

(子育てをしてくれて助かってはいたのですが)

 

子どもの可愛さに、救われた気がします。

 

 

 

そこから、教師を辞めて整体師になり、

 

3年後、気功師に移行したのでした。

 

 

 

今日は、そんな思い出を お話しました。

 

良い夜を お過ごしくださいm(__)m

 

 

 

 

 

 

大阪気功  太田マスミ

 

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