ADHDの私が　通訳案内業に受かるまで　（大阪気功整体）

今ごろ、娘は名古屋でライブをしているところです。

友人の　宇野夕奈さんが、物販を手伝ってくださっています。感謝です。

ゆうなさんが現れますと光があるのか、大勢が集まってくださいます。

芸能オーラですね☆

 

 

さて、シリーズ第5回目か4回目、

中学校のとき、立たされるばかりしていた私が

どうやって通訳案内業国家試験に受かったか、を書きます。

 

 

 

１９８４年に上智大学を卒業しました私は、

「ごめんなさい、実は実力はないんです」

という　後ろめたさと劣等感が消えませんでした。

 

他の上智卒業の同級生たちは　華々しく英語を使われていましたが・・

 

私は成績こそ、良かったものの

それは、輪ゴムを精一杯うすくうす～～く伸ばしただけで

実力はほとんど　ついてなかったことを　自分は知っていたのでした（汗

 

 

 

大学を卒業しましてから、暇なときにずっと英語を続けていました。

 

 

そして、今度は、当時　合格率５％でした　通訳案内業に挑戦しようと思ったのでした。

 

通訳案内業といいましても、通訳ではないです。外国からいらしたかたを観光のご案内をする資格です。

 

 

 

ここで、立ちはだかりましたのは、

「2次試験に、面接がある。

3次試験に、日本の地理と歴史がきかれる」

ということでした。

 

 

まてまてまて・・

 

私は、世界史しか　まともに受験したことが　ありませんので、

日本史は　ほとんど　やったことがないのです。

 

地理は、もう、全然　知りませんでした。

 

新潟県の潟、という字は書けないし、群馬県と栃木県の位置関係も、わかりませんでした（大汗

 

 

1次試験は、「ハロー」という予備校の「試験に出る単語集」を片っぱしから覚えまして

テープをかけっぱなしにしまして（←すっかりなじみに　なりました　勉強法です）、

何とか合格したのですが・・

 

 

面接って・・・

 

 

2年前にようやく英検1級に受かっただけで

専門的な面接には受かる自信がなかったのでした。

 

 

30歳のことでした。

 

 

対策としましては、ともかく、愛想よくすること

それから、過去の問題を徹底的にやりました。

 

意外に、年齢を重ねた受験者が多く、

まだ30歳の私は歓迎モードでしたのと

試験官のかたが　優しかったので、合格させていただけました。ありがたかったです！！

 

 

 

そして、3次試験・・・

 

一番の難関です。

 

さんざん迷って、「マンガ日本史」とか「マンガ地理」とかを読もうかと思いましたが、

 

「まてまて、歴史全体の知識があっても、試験には通らないよね」

と、昔　世界史を受験したことを　思い出したのです。

 

試験、といいますのは

あのとき世界がどう動いた！ですとか

全体の流れはこうだったのです！！

 

なんてことは　どうでもよくて、

 

何年に誰が何をしたか

 

だけを、穴埋め式ですとか、記号でこたえれば、いいだけなのです。

 

ですので、

「全体的なことは、やってもムダだな」

 

と思いました。

 

 

私は、結局、「中学受験の問題集」を、選んだのでした。

 

（小学生がやるものです）

 

これが、とても良かったです。

 

日本とは、ということを試験に出すと、これしか出せないよね、ということが書いてありました。

 

（たとえば、最南端の島の名前は何か、

紙の生産量の多い県はどこか、

栃木県の県庁所在地はどこか、

などです）

 

 

歴史も、豊臣秀吉がやったのは、何ですか、というようなことで

「太閤検地と刀狩りです」

ということが、書ければ良かったのです。

 

そして、私は　1発で、通訳案内業国家試験に、受かりました。

 

ホント、ごめんなさい。

 

 

でも、これで　ようやく　長年の

 

「私は、実力もないのに、首席になってしまった」

という　罪悪感からは、少し　自分が自由になれた気がしたのです・・・

 

 

実際の通訳ガイドには、まだなっていません。

 

これを書きましたのをキッカケに、実際にも登録してみようかな、と思います。

 

そこから、さらに研鑽をつみまして、

実際の現場で仕事が少しでもできるようになりました時に、

 

本当に　英語が少しはできるようになった、と　言えるかもしれないですね。

 

 

ありがとうございました。

 

 

 

 

大阪気功整体　太田マスミ　masumiota313@@gmail.com  @を１つに