人間が何かわからないと人間は治せません

黒い●が縦横３つずつ並んだ図をご覧になったことはありますか？

 

その３つの●を　一筆書きで書きなさい、と問題が出て、

「３回しか曲がってはいけません」

と言われて、どうしますか？

 

と聞かれ、何度やってみても　３回では到底、できなかったことがあります。

 

その正解をご存じですか？

 

グワーッとはみ出して、曲がると　３回で書けるのです。

 

そうです、「はみ出す」という手順が必要なのです。

 

同じように、

「気功整体とは何ですか？」と問われて

 

●をはみ出さないと答えは出ないと私は思います。

 

人間が、何で成り立っているか、を調べないと答えが出ないのです。

 

気功整体とは、人間を根本から治すもの、と定義づけましょう。

 

なぜかと申しますと、人間というのは　「氣」と見えない「ストロー」で成り立っているから、なのです。

 

「氣」と「ストロー」をさわらずして肉体や骨やスジだけさわっていても、治りません。

 

なぜかと申しますと、人体の主な部分というのは、「氣」と「ストロー」であって、

肉体ではないから、です。

 

肉体をいくらさわっても意味がないのです。

 

２，３日もしますと　スッカリ元に戻ってしまう、のです。

 

私のサル手が　整体名人といわれるかたに施術していただいて

「治った！」

と　感動したのもつかの間、すぐに（２日で）元に戻ったのです。

 

ひどい場合は、前より少しずつ悪くなっていきます。

 

最近、整体師のかたがたのメールを取り始めたのですが、

みなさん　口々に

「患者さんを前より悪くしている可能性」について言及されています。

 

意識にのぼりはじめたのだな、と思いました。

 

前からうすうす、「整体に行く前より悪くなったんちゃうか？」と思われていたかたは　いらっしゃったのです・・・

 

それを、整体師たちが異口同音にセミナーで言い始めた。

 

「患者さんを悪くしない方法」とは何か、と。

 

私が整体師を始めた１５年前、セミナーに出ますと

「腰痛は治りません。

患者さんが　自然治癒で治られますので、

それまで　通わせて

「整体院で治った」と思わせるようにしてください」

と　レクチャーを受けました。

 

私は、

「え？？！」

と　何を言われているのか　しばらく( ﾟ ρ ﾟ )ﾎﾞｰゼンとして分からなかったのです。

 

どうやら、整体では治らないらしいぞ・・・

私は何を学んだんだろう？

どうやったら　お客様が治るのだろう？

 

それから、自力で研究しまして、しだいに人体の「気功的な仕組み」が分かってきたのです。

 

それは、ですね。

 

先ほど申しましたように、人体の根本は、「氣」と見えない「ストロー」の２つですので、

その２つを治すことをしないといけないのです。

 

それらは、何によって反応するかと申しますと、磁気と温度、手のかたち、軌跡、振動、の５つによって反応するのです。

 

たまたま　その「手の形」になって施術すれば　「氣」と「ストロー」は反応して　「腰痛が軽くなる」という

結果に結びつく、のです。

 

ゴッドハンドや　名人は治すことができる、しかし、その弟子は　同じことをしているはずなのに、治らない。

 

というのは、実に、「指の形」「手の形」がちがう、という微妙な差異にあったのでした。

 

あまりに簡単で、これが分かりました時、私はショックを受けました。

 

１５年間、頑張って研究に研究を重ねてきた結果が、これか・・・。

 

よく、「真理はシンプル」と言われますが、あまりにシンプルすぎました。

 

これの応用にすぎないものが、あまりに多いのです。

 

ちょっと、私は、まだ　これを公開したくないのです。

 

１５年間がこんなに簡単なものに収れんされるという事実を、見たくないのです。

 

ということで、ですね

 

今日は、ごく一部のことだけ　述べさせていただきました。

 

自分が整体名人に行って治ると思いましたのに、治ってなかったショックもあり、

 

今日は辛口で書いております。つまり、

 

整体は、その場では良くなりますが、３時間後、６時間後、２日もすれば　すっかりもとに戻る場合があり、

 

しかも、戻るだけでしたらいいですが、ひどい場合は前より悪くなっている・・・

 

「氣」と「ストロー」を扱わないものは　治らない。

 

ということが言いたかったのです。

 

もちろん、治る整体院さんもありますよ。

 

その先生方は、無意識のうちに「氣」と「ストロー」を扱われている、のです。

 

 

 

 

クラニオ気功　太田マスミ　masumiota313@gmail.com